2010年 02月 28日
この比較試飲は楽しすぎる!! |
スタッフ・清田です。
今日は綺麗に晴れましたね宮崎。
青空全開でとっても気持ちのよい1日になりそうです♪
というわけで、今日はなんだか春だなぁと。
通勤途中の空き地ではつくしがニョキニョキ生えてましたし。
ちょっと多すぎて気持ち悪かったですが(苦笑)。
でも、春は爽やかなワインが飲みたくなるので楽しいなっと♪
2月も今日で終わりですし、
明日からはまた違う気持ちでワインをご提案していこっと!!
そんなこんなで2月のやり残しを。
La Biancara / PICO 2008 (Senza SO2)
"faldeo" "monte di mezzo" "taibane"
イタリアはヴェネト州の白ワイン。
品種は3つともガルガーネガ100%で畑違いというやつです。
本来はこの3つの畑をブレンドして「ピーコ」というワインになるのですが、
それを敢えてブレンドせず、畑別に瓶詰したのがこの3本セット。
畑の個性を感じてもらいたい、という造り手さんの意図だそうです。
ふむふむ、これは非常に面白いっ!!
というわけで、3本まとめて試飲してみました♪
ちなみに、個人的なピーコの印象はというと・・・。
大好きっ!!、じゃなくて(笑)。
旨味やエキス、ミネラルがしっかり感じられて味わい深い、
でも、それと同時に綺麗な雰囲気を持っていて、
濃いんだけどそんな感じのしないバランスの良さがとっても素敵だなぁと。
僕的偉大な白ワインその1です。
初めて飲んだ時は衝撃的でしたねぇ。
ちなみに、畑についての詳細をO社長さまに聞こうとしたら、
某北のワイン屋さんのHPを参考に、と言われました(苦笑)。
O社長さまにお電話する前、某東のワイン屋さんを調べてはいましたが・・・。
そうか、そっちがあったかっ!!(笑)
なので、そちらを参考にさせて頂いています。
すみません。
味わいについては事前情報なしが良かったのですが、ついつい聞いてしまいました(苦笑)。
でも、先入観は持たないようにっ!!
まずは基本情報から。
・ファルデオ(以下F)
標高250m、南東・南西向き1,5ha、樹齢28年、12,5%vol
粘土少ないシリカ玄武岩含む痩せた土壌
・モンテ・ディ・メッツォ(以下M)
標高120m、南東向き1,7ha、樹齢6年、13,5%vol
豊富な粘土とミネラルを含む優れた土壌
・タイバーネ(以下T)
標高200m、南東向き1,6ha、樹齢25年、13,5%vol
粘土多しな火山灰土壌
Mはまだ手入れを始めたばかりで十分にそのポテンシャルが出てないとのこと。
また、Tは造り手さんいわくそんなに立地的には良くないとのこと。
ふむふむ。
で、そんな3種を色々と比較していきます。
まず、外観。
明らかに違うのがF。
微発泡しているのでグラスに気泡が(笑)。
というのは冗談で、気泡とかの問題ではなく一番黄色が薄い。
普通のワインだったらそこそこ黄色、と思うはずですが、
この3種を比べていると薄く感じます(苦笑)。
他MとTはしっかり黄色かったです。
次に香り。
こちらも圧倒的に違うのがF。
なぜなら還元してたから(苦笑)。
まぁ、これも冗談で。
Fは還元していたことを除いても、一番大人しい印象。
3種に共通している柑橘や黄色な果実の香りくらい?
Mはまずミネラル、というか鉱物ちっく。
石ですなぁ。
そして、粘土系土壌だからそう思ったわけではないですが、
(試飲前には樹齢しか見てなかったので)
たまにワインの中で「粘土だな~」と個人的に思う香りも。
それが粘土質土壌のせい、かどうかは知りませんが(苦笑)。
と、石に粘土にと全然魅力的な感じのしない文字が並びますが、
これに果実が加わって、これはこれで素敵な香り♪
そしてT。
ある意味、これが一番違うかも。
なにせ非常にアロマティック!!
これって別の品種じゃない?と思うくらいの華やかさんでした。
ブラインドだったらピノ・グリとか言いそうです。
熟した黄色な果実にミネラルによるこの香り、
僕の脳内は「これは絶対美味しいって!!」という情報が飛び交います(苦笑)。
いやはや、T恐るべし。
最後に味わい。
これはそれなりに共通した雰囲気も。
旨味・エキスはどれもちゃんと持っていました♪
うん、やっぱりこの造り手さんのワインだなぁと。
そんな中、一番スリムだったのがF。
これはO社長さまからも聞いていましたが、確かに細い。
酸は適度な程度で、若干の微発泡もあり。
細い、とはいっても薄っぺらいなんてことは当然ないのですが、
他の2つ、そしてピーコというワインを思うと・・・。
細いしちょっと物足りない気がしますねぇ。
美味しいんですけどねぇ。
Mは果実あじ全開♪
酸が良い具合で、
ちょい熟の果実、柑橘などを想わせるフルーティーさが心地良い♪
もちろん旨味もあって、柔らかさも。
なんとなく親しみを感じる子でした♪
そしてT。
こちらは極々微発泡。
味わいはこの子もやっぱりエキスがしっかり伝わってきますが・・・。
う~ん、やっぱり味も華やかさんですね~♪
香り同様、味わいも輝いてるなぁと。
飲み込んだ瞬間に口の中に溢れる果実やミネラルの風味は素敵すぎです♪
やっぱり違う品種なんじゃない?と(苦笑)。
というか、これがガルガーネガか!?と。
でもやっぱり、これがタイバーネって畑なのかと。
う~ん、面白い♪
という3種でした。
3つの畑を比べる、というわけで色んなことを考えながら飲んでいましたが、
とりあえずどれも美味しいことには違いがないわけで。
最初は細いなぁと思っていたFも、
飲み会試飲の最後、2時間後くらいにはこれはこれで美味しいなぁと。
酔ってワケわかんなくなってたわけではないですよ?(苦笑)
それにしても、この子たちがブレンドされてピーコになるのかぁ。
それぞれの個性がピーコというひとつのワインの中で色々と作用するんでしょうねぇ。
2008年のピーコを飲む時には、
この3つの畑のイメージも探しながら飲んでみよっと♪
限定セットなので、気になる方はお早めに。
というか、3本セットなのでお値段もそれなりに、
そして3本を飲み比べる機会を作るのはなかなか大変かもしれませんが(汗)。
なので一応、現在某所の某シェフに機会を作ってもらうようお願い中です。
僕からのアナウンスは例の如くないと思いますので(苦笑)、
某シェフから怪しい案内がきた方はぜひっ!!
今日は綺麗に晴れましたね宮崎。
青空全開でとっても気持ちのよい1日になりそうです♪
というわけで、今日はなんだか春だなぁと。
通勤途中の空き地ではつくしがニョキニョキ生えてましたし。
ちょっと多すぎて気持ち悪かったですが(苦笑)。
でも、春は爽やかなワインが飲みたくなるので楽しいなっと♪
2月も今日で終わりですし、
明日からはまた違う気持ちでワインをご提案していこっと!!
そんなこんなで2月のやり残しを。
La Biancara / PICO 2008 (Senza SO2)
"faldeo" "monte di mezzo" "taibane"
イタリアはヴェネト州の白ワイン。
品種は3つともガルガーネガ100%で畑違いというやつです。
本来はこの3つの畑をブレンドして「ピーコ」というワインになるのですが、
それを敢えてブレンドせず、畑別に瓶詰したのがこの3本セット。
畑の個性を感じてもらいたい、という造り手さんの意図だそうです。
ふむふむ、これは非常に面白いっ!!
というわけで、3本まとめて試飲してみました♪
ちなみに、個人的なピーコの印象はというと・・・。
大好きっ!!、じゃなくて(笑)。
旨味やエキス、ミネラルがしっかり感じられて味わい深い、
でも、それと同時に綺麗な雰囲気を持っていて、
濃いんだけどそんな感じのしないバランスの良さがとっても素敵だなぁと。
僕的偉大な白ワインその1です。
初めて飲んだ時は衝撃的でしたねぇ。
ちなみに、畑についての詳細をO社長さまに聞こうとしたら、
某北のワイン屋さんのHPを参考に、と言われました(苦笑)。
O社長さまにお電話する前、某東のワイン屋さんを調べてはいましたが・・・。
そうか、そっちがあったかっ!!(笑)
なので、そちらを参考にさせて頂いています。
すみません。
味わいについては事前情報なしが良かったのですが、ついつい聞いてしまいました(苦笑)。
でも、先入観は持たないようにっ!!
まずは基本情報から。
・ファルデオ(以下F)
標高250m、南東・南西向き1,5ha、樹齢28年、12,5%vol
粘土少ないシリカ玄武岩含む痩せた土壌
・モンテ・ディ・メッツォ(以下M)
標高120m、南東向き1,7ha、樹齢6年、13,5%vol
豊富な粘土とミネラルを含む優れた土壌
・タイバーネ(以下T)
標高200m、南東向き1,6ha、樹齢25年、13,5%vol
粘土多しな火山灰土壌
Mはまだ手入れを始めたばかりで十分にそのポテンシャルが出てないとのこと。
また、Tは造り手さんいわくそんなに立地的には良くないとのこと。
ふむふむ。
で、そんな3種を色々と比較していきます。
まず、外観。
明らかに違うのがF。
微発泡しているのでグラスに気泡が(笑)。
というのは冗談で、気泡とかの問題ではなく一番黄色が薄い。
普通のワインだったらそこそこ黄色、と思うはずですが、
この3種を比べていると薄く感じます(苦笑)。
他MとTはしっかり黄色かったです。
次に香り。
こちらも圧倒的に違うのがF。
なぜなら還元してたから(苦笑)。
まぁ、これも冗談で。
Fは還元していたことを除いても、一番大人しい印象。
3種に共通している柑橘や黄色な果実の香りくらい?
Mはまずミネラル、というか鉱物ちっく。
石ですなぁ。
そして、粘土系土壌だからそう思ったわけではないですが、
(試飲前には樹齢しか見てなかったので)
たまにワインの中で「粘土だな~」と個人的に思う香りも。
それが粘土質土壌のせい、かどうかは知りませんが(苦笑)。
と、石に粘土にと全然魅力的な感じのしない文字が並びますが、
これに果実が加わって、これはこれで素敵な香り♪
そしてT。
ある意味、これが一番違うかも。
なにせ非常にアロマティック!!
これって別の品種じゃない?と思うくらいの華やかさんでした。
ブラインドだったらピノ・グリとか言いそうです。
熟した黄色な果実にミネラルによるこの香り、
僕の脳内は「これは絶対美味しいって!!」という情報が飛び交います(苦笑)。
いやはや、T恐るべし。
最後に味わい。
これはそれなりに共通した雰囲気も。
旨味・エキスはどれもちゃんと持っていました♪
うん、やっぱりこの造り手さんのワインだなぁと。
そんな中、一番スリムだったのがF。
これはO社長さまからも聞いていましたが、確かに細い。
酸は適度な程度で、若干の微発泡もあり。
細い、とはいっても薄っぺらいなんてことは当然ないのですが、
他の2つ、そしてピーコというワインを思うと・・・。
細いしちょっと物足りない気がしますねぇ。
美味しいんですけどねぇ。
Mは果実あじ全開♪
酸が良い具合で、
ちょい熟の果実、柑橘などを想わせるフルーティーさが心地良い♪
もちろん旨味もあって、柔らかさも。
なんとなく親しみを感じる子でした♪
そしてT。
こちらは極々微発泡。
味わいはこの子もやっぱりエキスがしっかり伝わってきますが・・・。
う~ん、やっぱり味も華やかさんですね~♪
香り同様、味わいも輝いてるなぁと。
飲み込んだ瞬間に口の中に溢れる果実やミネラルの風味は素敵すぎです♪
やっぱり違う品種なんじゃない?と(苦笑)。
というか、これがガルガーネガか!?と。
でもやっぱり、これがタイバーネって畑なのかと。
う~ん、面白い♪
という3種でした。
3つの畑を比べる、というわけで色んなことを考えながら飲んでいましたが、
とりあえずどれも美味しいことには違いがないわけで。
最初は細いなぁと思っていたFも、
酔ってワケわかんなくなってたわけではないですよ?(苦笑)
それにしても、この子たちがブレンドされてピーコになるのかぁ。
それぞれの個性がピーコというひとつのワインの中で色々と作用するんでしょうねぇ。
2008年のピーコを飲む時には、
この3つの畑のイメージも探しながら飲んでみよっと♪
限定セットなので、気になる方はお早めに。
というか、3本セットなのでお値段もそれなりに、
そして3本を飲み比べる機会を作るのはなかなか大変かもしれませんが(汗)。
なので一応、現在某所の某シェフに機会を作ってもらうようお願い中です。
僕からのアナウンスは例の如くないと思いますので(苦笑)、
某シェフから怪しい案内がきた方はぜひっ!!
by web-wino
| 2010-02-28 11:08
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