2010年 11月 21日
風物詩? |
スタッフ・清田です。
今日も晴れですね宮崎。
最近雨降ってないな~と思っていたら、なんと明日は雨らしい。
いや、別に何の用事もないんですが。
さて、忙しい日々から解放されたせいか、なんとなく無気力な本日。
まぁ、普段からやる気なさそうだったりもしてますが。
う~ん、とりあえずは大掃除ですかねぇ。
休日一日を使って大掃除でもしようもんなら楽勝で終わる、レベルなので、
そんな大切な休日を使うことなく、普段から少しずつやっつけていきます。
当店、残業とか休日出勤とかゼロな会社なので。
あ、飲むためなら出てきますよ?(笑)
・・・。
この後、掃除話で長文が書けました。
なんだ、結構書けるもんじゃん♪
って何屋だよ!!
というわけで削除。
ちゃんとワインのこと書かないとっ(汗)。
さて、この時期よくある出来事。
ボージョレをレジに持ってくるお客様が急激に増えます。
「な~んだ、ボージョレも結構人気じゃん♪」
「新酒と一緒に通常のも飲み比べようっていうの?やるな~♪」
ハイ、どちらも不正解。
答えは簡単、
「『ボージョレ』と書いてあるから『ヌーヴォー』だと思った」
やっぱり(苦笑)。
なので毎回確認が必要。
「これはボージョレですけど新酒じゃないですよ?」と。
大抵、9割9分「え、そうなの?」となります。
別に構わないんですけどね。
そうだろうと思って確認しているわけですから。
でも・・・。
ボージョレ、なんて可哀そうな認識のされ方してんだ(泣)。
『ボージョレ』は『ボージョレ・ヌーヴォー』の略、ではありませんよ?
『Beaujolais』 はフランスはリヨンのちょい上辺りで造られるワインの名前です。
決められた地域の畑、そして決められたブドウ品種から造られた、
ボージョレという産地の個性をきちんと有するワインがこの名前を名乗れます。
なので、ボージョレという名前であるワインはどれも似た味わい。
だって、ボージョレらしい味わいであると認められたから名乗っているわけですからねぇ。
「ボージョレで濃厚な、フルボディのもの下さい」とか言われてもムリです。
まぁ、「ボージョレとしては濃い」的なのはアリですが。
というわけで、そうしたボージョレというワインがあるわけです、まず。
そう、まずボージョレというワインがあるんですよ?、ここが大事。
ついでに書いとくと、
ボージョレの中にはもっと限定された地域から造られる上級ワインもあって、
それは熟成能力もちゃんとありますし、
熟成したらそれはもう妖艶な味わいになっちゃいますし、
別に村名、クリュ・ボージョレじゃなくったって化けるのはありますし、
だから、ガメイって品種がまずいなんて思ってる人は知らないだけなんだって、・・・と。
話が長くなるのでやめておきます(苦笑)。
で、そのボージョレでは新酒を造ってもよいことになっています。
それが『Nouveau』、または『 Primeur』なわけです。
ヌーヴォー、とは「新しい」「初めての」なんて意味の形容詞。
つまり、『Beaujolais Nouveau』で「ボージョレの新酒」なわけです。
ここで最初のレジの場面に戻ると(「え、そうなの?」の続き)、
「だって、ボージョレって書いてあったよ?」
えぇ、そりゃ書いてますよ、だってボージョレだし。
「でも、これ新酒じゃないんでしょ?」
えぇ、そりゃ違いますよ、だってボージョレだし。
「???」
こんな感じで、非常に分かり難い話になったりするわけです(苦笑)。
略すってまぁ便利だと思うし、大抵の言語でやってそうなもんですが。
こういう時はついつい、
「『ボージョレ』は『ボージョレ・ヌーヴォー』の略じゃないですよっ!!」
と、叫びたくなります、ボージョレくんの尊厳のために。
いや、ボージョレくんじゃないな。
やっぱりガメイ様のため♪(笑)
・・・、別に様って感じでもないんですけどね。
というわけで、この時期はボージョレがよくレジまで運ばれてきます。
でも、「あ、ゴメン、君じゃなかった」と戻されます。
一般のお客様がご存じないのは仕方ありません。
というか、知らなくても全然普通。
なので、そこらへんはちゃんと、というか喜んで説明します。
が・・・。
ボージョレが不憫で×2(泣)。
「なんだよ、ヌーヴォーじゃないからってこの扱い」
「ヌーヴォーじゃないとダメなのかよっ!!」
「なんなら俺、今からでもヌーヴォーになってやろうか?」
とボージョレくんの悲しい叫びが聞こえてきそう(泣)。
そんなボージョレくんの前で説明するわけですから、
ちょっと感情的、ボージョレ擁護の長い話になるかもしれませんがご理解下さい。
店内のボージョレたちからの視線が痛いんです(汗)。
そんなこんなで、やっぱりしょぼい話でも長くなってしまいましたねぇ。
無駄は省いて簡潔に、それが作文の大事なポイントだったはずなのに。
駄文を読ませてすみません。
ホントは簡潔に、そしてワインの紹介までしようと思ったんですけどねぇ。
初志も貫徹できず。
でも、今日は僕もひとつ賢くなりました。
プリムール、初めて辞書でひいてみたんですけど。
これ、「初物」「はしり」なんて意味はあれですが、なんと名詞だったようで。
てっきり形容詞とばかり思ってました(汗)。
これだから学校できちんと習ってない、現場仕様の仏語は怪しいんですよねぇ。
全く、いい加減なこと覚えちゃって。
・・・。
え、大学の専攻?
いや、何でしたっけ?(苦笑)
今日も晴れですね宮崎。
最近雨降ってないな~と思っていたら、なんと明日は雨らしい。
いや、別に何の用事もないんですが。
さて、忙しい日々から解放されたせいか、なんとなく無気力な本日。
まぁ、普段からやる気なさそうだったりもしてますが。
う~ん、とりあえずは大掃除ですかねぇ。
休日一日を使って大掃除でもしようもんなら楽勝で終わる、レベルなので、
そんな大切な休日を使うことなく、普段から少しずつやっつけていきます。
当店、残業とか休日出勤とかゼロな会社なので。
あ、飲むためなら出てきますよ?(笑)
・・・。
この後、掃除話で長文が書けました。
なんだ、結構書けるもんじゃん♪
って何屋だよ!!
というわけで削除。
ちゃんとワインのこと書かないとっ(汗)。
さて、この時期よくある出来事。
ボージョレをレジに持ってくるお客様が急激に増えます。
「な~んだ、ボージョレも結構人気じゃん♪」
「新酒と一緒に通常のも飲み比べようっていうの?やるな~♪」
ハイ、どちらも不正解。
答えは簡単、
「『ボージョレ』と書いてあるから『ヌーヴォー』だと思った」
やっぱり(苦笑)。
なので毎回確認が必要。
「これはボージョレですけど新酒じゃないですよ?」と。
大抵、9割9分「え、そうなの?」となります。
別に構わないんですけどね。
そうだろうと思って確認しているわけですから。
でも・・・。
ボージョレ、なんて可哀そうな認識のされ方してんだ(泣)。
『ボージョレ』は『ボージョレ・ヌーヴォー』の略、ではありませんよ?
『Beaujolais』 はフランスはリヨンのちょい上辺りで造られるワインの名前です。
決められた地域の畑、そして決められたブドウ品種から造られた、
ボージョレという産地の個性をきちんと有するワインがこの名前を名乗れます。
なので、ボージョレという名前であるワインはどれも似た味わい。
だって、ボージョレらしい味わいであると認められたから名乗っているわけですからねぇ。
「ボージョレで濃厚な、フルボディのもの下さい」とか言われてもムリです。
まぁ、「ボージョレとしては濃い」的なのはアリですが。
というわけで、そうしたボージョレというワインがあるわけです、まず。
そう、まずボージョレというワインがあるんですよ?、ここが大事。
ついでに書いとくと、
ボージョレの中にはもっと限定された地域から造られる上級ワインもあって、
それは熟成能力もちゃんとありますし、
熟成したらそれはもう妖艶な味わいになっちゃいますし、
別に村名、クリュ・ボージョレじゃなくったって化けるのはありますし、
だから、ガメイって品種がまずいなんて思ってる人は知らないだけなんだって、・・・と。
話が長くなるのでやめておきます(苦笑)。
で、そのボージョレでは新酒を造ってもよいことになっています。
それが『Nouveau』、または『 Primeur』なわけです。
ヌーヴォー、とは「新しい」「初めての」なんて意味の形容詞。
つまり、『Beaujolais Nouveau』で「ボージョレの新酒」なわけです。
ここで最初のレジの場面に戻ると(「え、そうなの?」の続き)、
「だって、ボージョレって書いてあったよ?」
えぇ、そりゃ書いてますよ、だってボージョレだし。
「でも、これ新酒じゃないんでしょ?」
えぇ、そりゃ違いますよ、だってボージョレだし。
「???」
こんな感じで、非常に分かり難い話になったりするわけです(苦笑)。
略すってまぁ便利だと思うし、大抵の言語でやってそうなもんですが。
こういう時はついつい、
「『ボージョレ』は『ボージョレ・ヌーヴォー』の略じゃないですよっ!!」
と、叫びたくなります、ボージョレくんの尊厳のために。
いや、ボージョレくんじゃないな。
やっぱりガメイ様のため♪(笑)
・・・、別に様って感じでもないんですけどね。
というわけで、この時期はボージョレがよくレジまで運ばれてきます。
でも、「あ、ゴメン、君じゃなかった」と戻されます。
一般のお客様がご存じないのは仕方ありません。
というか、知らなくても全然普通。
なので、そこらへんはちゃんと、というか喜んで説明します。
が・・・。
ボージョレが不憫で×2(泣)。
「なんだよ、ヌーヴォーじゃないからってこの扱い」
「ヌーヴォーじゃないとダメなのかよっ!!」
「なんなら俺、今からでもヌーヴォーになってやろうか?」
とボージョレくんの悲しい叫びが聞こえてきそう(泣)。
そんなボージョレくんの前で説明するわけですから、
ちょっと感情的、ボージョレ擁護の長い話になるかもしれませんがご理解下さい。
店内のボージョレたちからの視線が痛いんです(汗)。
そんなこんなで、やっぱりしょぼい話でも長くなってしまいましたねぇ。
無駄は省いて簡潔に、それが作文の大事なポイントだったはずなのに。
駄文を読ませてすみません。
ホントは簡潔に、そしてワインの紹介までしようと思ったんですけどねぇ。
初志も貫徹できず。
でも、今日は僕もひとつ賢くなりました。
プリムール、初めて辞書でひいてみたんですけど。
これ、「初物」「はしり」なんて意味はあれですが、なんと名詞だったようで。
てっきり形容詞とばかり思ってました(汗)。
これだから学校できちんと習ってない、現場仕様の仏語は怪しいんですよねぇ。
全く、いい加減なこと覚えちゃって。
・・・。
え、大学の専攻?
いや、何でしたっけ?(苦笑)
by web-wino
| 2010-11-21 14:01
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